八上比売 との結婚
その後大国主は、須勢理姫の前に結婚の約束をしていた八上比売 とも一夜をともにしたんだけど、正妻を恐れた八上比売 は子どもの木俣神を残したまま逃げてしまったんだ。
沼河比売との結婚
そんなプレイボーイの大国主は高志国(福井県敦賀市から山形県庄内地方の一部)の沼河比売を妻にしたいと思い出かけたんだ。
そして、沼河比売に求婚の歌を読んだよ。
沼河比売は一度断って翌日一夜を共にしたんだ。
ちなみに、プロポーズを一度断るのはお約束だよ。
しばらくして帰宅すると、嫉妬深い正妻の須勢理姫のご機嫌がよろしくない。
須勢理姫の乙女心
女の子大好きプレイボーイの大国主は困ってしまって、しばらく出雲を離れようと馬にまたがったよ。
男って勝手だね!
でも、そこで、本当は行ってほしくないけど気丈に振る舞おうとする
須勢理姫の切ない乙女心を知って長く出雲にとどまることにしたんだ。
なんだかんだいって須勢理姫のことは大切だったんだね!
良かったね須勢理姫!
この超プレイボーイの大国主は、八千矛神とも呼ばれ、最終的には日本全国に180人もの子供を授かったと伝えられているよ。